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2005.11.10

ロンドン2階建てバス廃止

廃止されるのは、映画やニュース画像でよく出てくる、あの、ちょっと古いタイプの2階バスです。
これねぇ。1994年2月にワタシ現地で乗ったことあるんです。
当時、ロンドン市内には、今回無くなる古いタイプの2階バスと、数こそ少なかったけど新型の2階バスの2種が走っていました。
新型はちょっと角ばった「今ふう」のボディで、2階建てになっていること以外はさしたる特徴のないワンマンカーだったのに対し、旧型は「味」がありました。その「味」というのは
1、車掌さんが乗っているツーマンカーである。
2、停留所以外の場所でも乗り降りできる。
3、1階は立客5人まで、2階は立客ゼロと定員が決まっている。
4、出入り口にドアが無い。
の4つかな。
車掌さんのいるバスなんか、日本でもまず見られないから、妙に懐かしかったですね。車掌さんは、ベテランの太った白人のおっちゃん以外に、いかにもアルバイトっぽい黒人のおにいちゃんが多数いました。
2の「自由に乗り降り」というのは、実際は「信号待ちのときに降りる」というのが圧倒的に多く、ノロノロ走っているバスの出入り口に飛び乗る人は一度も見ませんでした。ワタシも停留所以外の場所で車掌の黒人にいちゃんに、ちゃんと断ってから降りたことあります。
車内は案外と質素で、優雅な飾りつけなどは無く、イスもあまり座り心地のいいものではありませんでした。それでも2階最前部の席から観たロンドン市内の風景は、それはそれは「ここまで来たぞ」っという実感が込み上げてくるものでした。

日本の場合、こうして長年親しまれた車両が無くなるなんて時には、全国から多数の人がお名残乗車に押しかけてマスコミの追っかけも始まり混雑するのですが、ロンドンはどうでしょうか?
読売新聞の記事では、12月9日の路線バスとしての最終日には一日中テレビカメラが追っかけるという企画が予定されているらしいです。

この旧型2階建てバスは、観光用としては残るようです。またロンドンからトレードされた本物の車両が都内で時々走っているのも見かけます。乗ろうと思えばまだ乗れますね。
ロンドンからは、今回の旧型2階建てバスと並ぶ「顔」だったオースチンのタクシーも消えていこうとしています。もっともこのオースチンも京都市で現役タクシーで使われてるのに乗ったことありますので、まだ現役なら京都で乗ることできますね。
ロンドンに長期滞在の経験のある方は、カネとヒマがあれば本場ロンドンまで、双方のお名残乗車に行かれてはいかがですか?うらやましいけど。

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» ロンドン2階建てバス引退 [つらつらロンドン]
ロンドンの名物2階建てバス。。 その、車掌さんが乗っていた「ルートマスター」が終止符を うちました。50年以上にも渡りロンドン市民と観光客に親しまれて きた赤い2階建てバス「ルートマスター」。12月9日に運行が終わり バスが引退しました。 「ルートマスター」が走る最後のルートとなったのは159番。 159番は、私もお世話になった路線。この路線は、ロンドン西部の マーブル・アーチを出発。トラファルガー広場な... [続きを読む]

受信: 2005.12.16 09:17

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