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2006.02.17

姉歯発覚以後のマンション購入記その3

耐震計算偽装事件の発覚以来、捜査の範囲が広がるに連れて興味の対象も様々な方向にとんでいます。
政治家と業界との癒着や被害にあった住民への補償など、それはそれで大事なこととは思いますが、どちらも今まさにマンション購入を検討している方にとってはさほど関係の深いものではありません。
購入検討者にとって、本当に必要な情報というのが散逸し始めているように思います。
このあたりの事情を考慮しながら前回の続きを記述します。

その3 構造説明会
私の物件の場合は、1月に構造説明会がありました。
はじめのうちは構造説明会開催というハナシはありませんでしたが、購入者、購入予定者からの開催希望が多く寄せられたことから急遽開催することに・・・という経過をたどりました。
それで、その内容なんですが、どうもこの物件の構造説明会については、説明する側に不慣れな面が目立ちました。
要は今まで説明会などやったことが無かったんでしょう。
一方参加した購入者側にも、姉歯問題をふまえて的確な質問をされた方と、特に姉歯に関係なく当該物件の構造についての普通の質問をされた方(私もだ!)に分かれました。

一方、この物件以外の、説明は聴きに行ったが購入はしなかった物件のMRの中には、構造説明会を(MRにて)開催しているところがありました。
私も後学のためと聴きに行きました。
内容は一般的なマンションの構造説明と、それに比較しての当該物件の構造説明であって、耐震偽装に関連した部分の説明はありませんでした。

マンションの構造なんかは、普通に書店で購入できる本にも詳しく書いてある。
それ読んだうえでMRにて具体的な部分を質問し、またそのようなやりとりの発展形としてMRにて開催される構造説明会がある。
姉歯問題があろうとなかろうと、こういうやりとりはあって然るべきで、これからマンション購入しようとしている方も姉歯に関係なく最低限の知識を得ておかねばなりません。
耐震構造偽造に関連する質問というのは
 設計したのはどこ?
 構造計算をしたのはどこ?
 審査したのはどこ?
 構造を再計算する予定は?
くらいでしょう。

教訓:耐震偽造事件に関わらず構造説明会はあってしかるべき。また説明会がなくても構造についての基礎知識は購入者が事前に得たうえで疑問点を売主に質問するべき
売主側は購入者側から今まで以上に多くの質問が来ている昨今の状況を把握していますから、以前だとなかなか見せなかった資料もすぐに用意してくれる風潮にあります。姉歯の件はそういう意識付けを芽生えさせたという点では効果があったと思います。質問に答えなかったり、資料の開示をやたらと拒む物件は、もう言うまでも無いですね。

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