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2007.09.21

10月18日 つくばエクスプレスダイヤ改定

つくばエクスプレスのダイヤ改定が発表されました。

ワタシはあえてダイヤ「改正」という語句は使いません。ダイヤ変更は、一部の駅や利用者によっては「改悪」にもなり得るからです。Hi3605902

このブログ、マンションコミュニティ(マンション購入者のための巨大掲示板)にもリンクが勝手に張られてましたから、TX沿線のマンション購入検討者の方々も見ていることでしょう。それをふまえて、今度のダイヤ変更は「改正」なのか「改悪」なのか考えてみましょう。

大前提としておさえておかねばならないのは、今回改定されるダイヤは「暫定ダイヤ」であるということです。来年新たに4編成の新車が導入されますので、その折に再びダイヤ改定があります。

まずつくば~守谷の茨城県内区間の駅にとっては「改正」でしょう。なんといっても「本数が増える」のですから。

次に柏たなか、流山セントラルパークにとっては、あまり変化のない「改定」でしょう。同じ普通列車のみ停まる六町、青井にとっては、朝ラッシュ時に1本であっても本数が増えるのですから「改正」に近いかな。

柏の葉キャンパス、三郷中央、八潮にとっては「改正」でしょうね。朝の守谷始発快速が区間快速に替わるので、純然たる「乗車チャンス増加」になります。

流山おおたかの森にとっては、朝に守谷始発快速を利用していたお客には「改悪」かな。その電車は、ダイヤ変更後は柏の葉キャンパスでお客が乗り込んでくるワケですから、「比較的空いていた快速」が「混んだ区快」へととってかわる。ただし、この守谷始発快速は、先行する普通の直後をダラダラ徐行しながら追って北千住にたどりついているのが現状なので、区快に替わっても所要(乗車)時間はほとんど変わらないでしょう。

鉄道のダイヤを語るときに考慮しなければいけないのは「乗車チャンス」です。

たとえば急行と普通を、それぞれ1時間あたり4本ずつ運行している鉄道の場合、急行停車駅での乗車チャンスは1時間あたり8回、普通しか停まらない駅では1時間あたり4回となります。ところが急行停車駅であっても、その駅で急行が普通を追い抜く設定になっていたら、この駅での乗車チャンスは事実上1時間あたり4回になってしまうワケ(わかる?)。終着駅までの所要時間に大きな差が無い限り、この駅での急行停車メリットは乗車チャンスには活かされないのです。

その「乗車チャンス」にこだわった場合、今回のダイヤ改定は、列車の総本数が増加するので「改正」と言えるかな?・・・と思います。

将来、つくばエクスプレスのダイヤはどういう方向になるでしょうか?Hi3602971

現在の首都圏列車ダイヤのトレンドは「平行ダイヤ化」です。今春の東急田園都市線ダイヤ改正(朝ラッシュ時の都心方面行き急行を二子玉川~渋谷間各駅停車に変更)がその例です。つまり急行のような速達列車に乗客が集中して、結果として列車の遅れが慢性化してしまうので、それならと速達列車を無くしてダイヤを平行にし、お客を普通列車にくまなく分散させるということなのです。

つくばエクスプレスの場合は??

全区間走行可能な車両と、秋葉原~守谷間のみ走行可能な車両の将来における保有比率から考慮すると、将来朝ラッシュ時は、意外と快速と普通の2本立てになってしまうかもしれません。その場合、快速への乗客集中を回避しようとするなら、朝ラッシュ時の快速の本数は削減するか、あるいは削減しなくても普通の追い抜きをほとんど行なわないという「準平行ダイヤ」となってしまうでしょう。

順序なら、8両編成化は、列車本数を増やせるだけ増やした次という流れになるんでしょうね・・・

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