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2010.10.23

成年後見人になるまで その1

成年後見人、というか成年後見制度ってご存知ですか?

wiki等に簡潔で判りやすい文章が出ています。
「成年後見制度とは、認知症、知的障害などで判断能力が不十分な者を保護するため、本人の財産に関する法律行為を行ない、または本人による法律行為を助ける者を選任する制度であり、その行為を行なう者として選任された者を成年後見人とよぶ」
ということなんです。

実はワタシの母親、ちょっと認知症の症状が出てくるようになりまして、預金通帳等の財産管理に支障が出るようになりました。
そこでワタシが成年後見制度によって、裁判所より母親の成年後見人として選任していただき、母親になりかわり財産管理をしようと考えた次第なんです。

で、成年後見人についていろいろ調べてみました。
もっとも判りやすかったのは、この法務省の成年後見制度に関するHPでした。
これによると、申立てに必要な書類として
・申立書
・本人(ワタシの母親のこと)の戸籍謄本
・本人の住民票
・成年後見人候補者(ワタシのこと)の住民票
・本人の診断書。ただし家庭裁判所が定める形式のもの。
・本人の成年後見登記等に関する登記がされていないことの証明書(法務局・地方法務局の本局で発行するもの)
・本人の財産に関する資料

とあります。
多いです!
しかも、おぼろけなイメージこそ湧くものの、具体的にどんな書類なのかわかりません。

これら必要な書類をよく見ると、その取得のため、ワタシの母親の本籍がある役所、ワタシの住民票がある役所、ワタシの本籍がある役所、家庭裁判所、地方法務局に行かねばならないことがわかります。

このうち地方法務局については、その窓口に赴き証明書の発行を申請した場合、完成した証明書を再び窓口まで受け取りに行かねばなりません。
サラリーマンのワタシにとっては、2度も地方法務局に出向くことが日程的にツラいこともあって、今回は地方法務局に出向くのではなく、証明書を法務局に郵送申請する方法を選択。地方法務局に出向くことは取りやめました。

そこでひとまず家庭裁判所(本人の居住地の家裁ですよ)へ行ってみることにしました。
後見人を選任するのは家庭裁判所です。また「家庭裁判所が定める形式の診断書」というのがどういう書式のものなのかは、実際に家裁に行ってみないとわかりませんから。

着いたのは京都家庭裁判所。

Hi364479

下鴨神社に隣接するたいへん美しい森のなかにあります。

よくよく考えたら、裁判所と名の付くところに来たのはワタシ初めてです。
ワタシはワケあって、こうして初めて裁判所へ来ましたが、このような機会や実際に審判を受ける機会が無かったら、裁判所とは無縁のまま人生終える方のほうが多いんでしょうね。

で、家裁まで来た効果は・・・ありました!
職員の方に訪問主旨を述べると、2枚目の画像のような「後見申立てセット」という書類入り封筒を渡されました。
中には、成年後見制度の概要とともに、先ほど書いた必要書類の実物と、それへの記入例が入っています。
これは助かった!知りたいもの、欲しいものが一度に全部そろったじゃないですか!

Hi364482

今回(その1)の教訓。それは成年後見人への選任を考えている方は、まず家裁に行く必要があるということ。必要書類は全国の家裁で統一されている様式ではないようなので、HPからダウンロードした書式がすべて通用するとは限りません。

今回はここまで。実際の申請作業の進捗と平行して「その2」を書きます。

みなさん!これ、他人事ではありませんよ・・・

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コメント

私も仕事として、またはプライベートでも、
やってみたいです。
はずかしながら、手順は知らなかったので
(調べればわかるんですけどね・・・つい
面倒で~)
生の声を参考にさせていただけて嬉しいです!

振り込め詐欺やおかしな買い物にひっかかる
年配の方はあとを絶ちません!

でもね、これもれじぇんどさんが「良い、
その本人を思いやれる身内」
だからできること。悪い身内がなった日には・・・

頑張ってくださいね!

投稿: みのり | 2010.10.24 18:49

> みのりさん
深い洞察、恐れ入ります。
京都家庭裁判所の場合、必要書類を提出した当日に、申立人および成年後見人候補者に対しさっそく面談が行なわれることになっています。
所要時間は3時間ほどだそうです。
その後、(裁判所によって差があるんですが)成年後見人が認定されるまでの審判に3ヶ月ほど要するとのこと。
やはり「悪い身内」が存在しているということなんでしょうね。
この件は現実とブログがマジ同時進行なんで、この後の展開にご期待(?)してください。

投稿: れじぇんど | 2010.10.25 02:29

こういう申請ではパニックになりがちな私です(・・;)
しかし書類が家裁で統一されていないとは…。
いまどきHPからさっとダウンロードして記入して申請できないもんだろか。

その2、楽しみにしています!勉強になるなあ。

投稿: レモングラス | 2010.10.25 12:38

> レモングラスさん
ワタシも実はけっこうパニック状態です。
「その3」あたりで書こうと思ってますが、これらの書類は「多い」だけではなく内容が「濃い」んですsweat01
家裁で統一されていないのは、書類だけでなく費用も、そうみたいです。
とはいえその性質上、家裁間の比較ができないから、どこがどう違うのか判らないのが難点ですけど。
勉強になります?ワタシもです(爆)

投稿: れじぇんど | 2010.10.26 06:33

なんか。。。文章を読んだだけで頭がクラクラしてきました(かなり~チンプンカンプンです(@Д@;)
地方法務局も家裁も行った事が無いですし~
何処に有るのかすら知りません(^-^;)ハハッ。。

役所に提出するのって必要書類を集めるだけでも大変ですよね?
各自治体が柔軟に対応してくれたら~まだマシになるかもですが。。無理ですよね?

介護施設でヘルパーしている友人から聞いた話です
入居者で要介護のランクも高く~家族の見舞いも皆無で~ほとんど自分で決定したり行動が出来ない
お年寄りの預金口座からお金を盗む介護師や看護婦も密かにいるらしいので(証拠ナシ)
手遅れになる前に残された財産を管理する人に託した方が良いですね!
誰の心にもデビルが存在していると思います( ̄○ ̄;)!

投稿: ドライマンゴー | 2010.10.26 09:39

> ドライマンゴーさん
今回の話題については確かにワタシも記事にするのが難しいです。
何度も何度も書き直ししてますもん(笑)
お書きになったことの後半のくだりについては、ワタシが実際に感じた点をいずれ本文に書く予定です。
つまり、認知症や精神障害の方の財産管理をキチンと行なう人間が必要な世の中だと痛感してしまった実例があったんです。

投稿: れじぇんど | 2010.10.27 01:21

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