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2010.11.01

もうすぐ引退する電車 その4

成年後見人の話題が続いたところへ、久々の鉄道ネタです。

今回紹介するのは「キハ181系」という特急用気動車(ディーゼルカー)です。「もうすぐ引退する電車」ではありませんねcoldsweats01

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いつものように鉄道に詳しくない方々のために、できるだけ平易に書きます。
「キハ181系」は昭和43年から製造開始された特急用車両です。
当時としては最新の技術による大出力エンジンを搭載し、山岳区間での安定走行を可能にしました。また高速走行と長距離運用にも性能を発揮しました。
「しなの」、「つばさ」、「やくも」という山岳区間を走行する特急に相次いで投入され、昭和50年代まで非電化区間の主力として活躍しました。

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しかし電化の進展による特急電車への置き換えにより活躍の場は狭められ、さらに後継新型車両の登場もあって、今ではJR西日本の特急「はまかぜ」(大阪~香住・浜坂・鳥取)での運用(1日3往復)を残すのみとなりました。
その「はまかぜ」が11月7日から新型車両で運行されることになり、「キハ181系」の定期運用は11月6日をもって終了することになったのです。

「キハ181系はまかぜ」の特徴といえば、その高速走行と思っています。

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姫路~香住間は、途中にその大出力エンジンの性能が遺憾なく発揮できる山中路線である播但線を走行するのですが、大阪~姫路間は新快速電車が高速で行きかう東海道・山陽線を走行するのです。
最高時速130キロで走行する平成の新快速電車の合間をぬって、昭和40年代の設計である「キハ181系」が時速120キロで負けじと走行する姿は、その自動車のF1マシンのターボエンジンとよく似た走行音もあいまって、なにか鬼気せまるものまで感じます。
西武ライオンズ工藤投手の渾身のストレートみたいなものでしょうか。

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車内のインテリアにも、その一部に昭和のテイストが感じられます。
特に「くずもの入れ」や「洗面所」のデザインは、現在のN700系や新型成田エクスプレスでは決してお目にかかれるものではありません。

定期運用から離脱したあとの「キハ181系」の動向については詳しい情報はありません。
全車即廃車解体というふうにはならず、検査の切れる来年春までは、臨時列車や団体列車として最後の活躍をするという説が有力です。
まあ、いつものことながら、一部の過激な鉄オタによるルールを無視した撮影は慎んでいただきたいものです。

最後の画像は大阪駅で17時10分から12分にかけての2分間だけ見られる「キハ181系はまかぜ」と「485系雷鳥」の並びです。
前者は11月6日限り、後者は来年3月限りで見られなくなります。

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コメント

あまり先頭車両っぽくない外観ですね。
北海道では白地に緑の線が入ったディーゼル車に良く乗ってました。

投稿: shooooji | 2010.11.01 22:10

> shoooojiさん
先頭車両っぽくない?かなあ・・・
確かに最近は、正面にドアが付いてない顔立ちの車両が主流ですから、こういう顔立ちのほうが異端かもしれませんね。
北海道のはまだしばらく健在のようですよ。

投稿: れじぇんど | 2010.11.02 23:55

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