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2012.08.22

ロンドンのバス・タクシー

ロンドンのバスといえば真っ赤な2階建てバスが有名です。
ワタシが訪れた当時は古い形の2階建てバス「ルートマスター」が健在でした。

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この「ルートマスター」、日本の路線バスとはちょっと異なるルールがありました。
・2階席は全員着席。立って乗ることは許されない。
・1階席は5人まで立って乗ることができる。よって2階席が満席で1階席も満席のうえ立客が5人に達した時点で「満員」となり、停留所を通過してお客を乗せなくなる。
・必ず車掌さんが乗っていた。
・車体後部にはドアが無くデッキになっている。そのため降車するときは、停留所でなくても(たとえば信号待ちのとき)バスが停車していれば自由に降りられる。

94年当時は「ルートマスター」にとって代わって新型の2階建てバスが増備中でした。
この新型はワンマンカーで自動ドア装備。他都市では当たり前の仕様でした。
そのためかえって面白みに欠けており、ワタシも新型を避けてわざと「ルートマスター」を選んで乗っていました。

残念ながら現在は「ルートマスター」は定期路線からは全廃され、一部路線で文化遺産という形で限定運用されているだけのようです。

そして「ルートマスター」と並んで名物なのがタクシー。
見てのとおり、すべて同一車体のクルマ(オースチン)ばかりです。

ロンドンのタクシーも日本と異なる特徴がありました。
・日本とは逆でどんな「近い」ところでも行くが、「遠い」ところだと乗車拒否されることがある。
・流しのタクシーが多数あり、手をあげると止まってくれる。これは日本と同じ。
・止まったタクシーの助手席の窓から運転手が「Where?」と行先を尋ねてくる。お客は行先を告げて運転手のOKを確認し、後部ドアを自力で開けて乗り込む。
・お客の乗る後部座席は向かい合せの5人乗り。
・後部座席と運転席はガラスの仕切り板で完全遮断。運転手と話すときは仕切り板にある10cm×20cmほどの小窓を開けて話す。
・料金は距離制メーター(これは日本と同じ)と人数フィー(お客の人数に応じて加算)とチップの、つごう3つの料金の合計を払う。
・料金は何と降りてから助手席の窓越しに払う!
という具合でした。

外国でタクシー乗るのは、やはりちょっと怖いものです。
ワタシ、ロンドン以外では台北とフィレンツェでタクシー乗車経験がありますが、このロンドンが最も安心できました。
台北は何となく「どこかおかしな所へ連れていかれるかも?」という不安があったし、フィレンツェは「流し」のクルマが見当たらない実態にやはり不安を覚えたものです。

「ルートマスター」は無くなってしまったけど、個性あるタクシーは車体こそフルモデルチェンジしたものの乗り方自体は今も健在のはずです。
ラストの画像は「ルートマスター」の2階最前部席から見たトラファルガー広場の夜景。どこの広場かわかりませんが(笑)

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