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2013.10.07

定点写真その18 堺市 阪堺電車 大小路

定点写真シリーズ第18弾は、大阪府堺市堺区 阪堺電車大小路です。

1枚目の画像は1978年12月10日に撮影した、阪堺電車阪堺線大小路停留所の上りホームから北方を見た光景です。

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画面中央の電車は恵美須町発浜寺駅前行きモ130です。
落ち着いた深緑の塗色が印象的です。

電車の後方遠方にそびえるのは電電公社の電波塔。
画面右端には岡三証券の看板。
フクスケの大型看板が目立っています。

2枚目の画像は、2013年9月に撮影した1枚目と同位置同アングル。

33年が経って、どれほど変っているかと思いきや、意外に大きな変化がないというのが率直な感想です。

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線路が敷設されている「大道筋」が、その線路との併用区間以外が狭くて、堺市内を南北に貫く幹線とまでいえないからでしょうか、オフィスビルが林立しているということもなく、クルマの通行量もさほど多くはないです。
それでもさすがに高い建物は増えています。
旧景の右側に見えていた岡三証券は5階建てに変わっています。
樹木の成長ぶりは目を見張るものがあります。
旧景にあった電電公社の電波塔は、NTT西日本堺ビルの塔として健在です。
ただしNTTの窓口自体は閉鎖されています。

個人的に印象的なのは、旧景の線路部に敷かれている、美しい敷石なんです。
乳白色の花崗岩の石が、規則正しくキレイに敷設されています。
交差する大小路筋を行きかうクルマのタイヤに磨かれているからでしょうか。
画面後方の道路と区分された軌道敷の色と比べると、その白さが目立ちます。

この軌道敷は、現在では2枚目の画像のようにコンクリートに替えられました。
保守のことを考えたら当然の措置と思われますが、ちょっと残念です。

現在、旧景のような白い敷石のある軌道敷って、あまり見られなくなったのです。
敷石の軌道敷は長期間自動車に踏まれていると、どうしてもデコボコしてしまうので、コンクリートやアスファルトで固められた軌道敷にどんどん更新されて姿を消しました。
広島市の広島電鉄には、敷石の軌道敷がまだまだ残されていますが、ここは軌道敷への自動車乗り入れが原則禁止されていますので、デコボコすることが無い代わりに、敷石がタイヤで磨かれることもありません。
そのため敷石には、電車のブレーキ部や車輪から飛散した鉄粉が付着し、それが雨水によりサビるため、軌道敷全体が赤茶けた色になっています。
だから白い敷石の軌道敷って、本当にありそうでないのです。

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