« 定点写真その14 大阪 南海股ヶ池駅 | トップページ | 定点写真その16 大阪 阪堺電車 姫松 »

2013.10.01

定点写真その15 大阪 阪堺電車阿倍野駅

定点写真シリーズ、第15弾は阪堺電車「阿倍野駅」です。

この阿倍野駅は阪堺電車上町線の駅として現役です。
ただ今回取り上げる画像は、その中でも1980年に廃止された平野線の電車を主として取り上げています。

1枚目と2枚目の画像は1978年11月に撮った、阿倍野駅の光景です。

1781210

1枚目に写っている電車は天王寺駅前発平野行きで、ここ阿倍野交差点で上町線から平野線へ進路を東に変えているところです。
交差点の南東角から北西方向を向いて撮っています。
画面手前から左方向へ向いている線路は平野線の線路です。
この先、飛田まで併用軌道で進み、今池で阪堺線につながっていました。
普通、路面電車が交差点内をカーブして転線するときは、交通信号は黄色矢印のみを点灯させ、自動車の進入を遮断しました。
そのためこのように交差点内に電車しか存在しない光景が簡単に撮れました。

2781210

2枚目は交差点南西角から北東を向いて撮ったものです。
画面手前の電車は恵美須町発平野行き、画面奥の電車は、この平野行きが通り過ぎるのを待っている平野発天王寺駅前行き電車です。
頭上の高価は阪神高速松原線です。
画面右側に見えるプレハブは地下鉄谷町線工事現場の詰所?と思われます。
そのプレハブの後方にチラリと平野線恵美須町行きホームが見えますね。

3枚目は1枚目の画像と同位置同アングルの光景を2013年9月に撮影したもの。

1130923

旧景とは大きく変わりました。
阿倍野再開発のため、電車の背後に存在した建物が完全に置き換わっています。
とても同じ場所とは思えません。
また、あべの筋が再開発と同時に拡幅されるため、背後の建物の立つ敷地は、以前より2車線分西側に移動しています。

4枚目は同じく2枚目の画像の現在の姿です。
旧景の「近畿相互銀行」なんですが、銀行名が「近畿大阪銀行」に変わり、歩道を覆う大きな雨よけヒサシが設けられたものの、よく見ると建物自体は当時のものであることがわかります。

2130923

電車の架線を支える金属製の架線柱も健在です。
ただその架線柱のサイドの樹木が、この35年の間にすさまじく大きくなっています。
旧景が何となく殺風景だったのと比べると、やや温かみのある光景になっています。
それにしても高い建物が増えましたね。

ここは上町線が健在であるのに加えて、地下鉄谷町線の地上入口もありますから、かつての平野駅、股ヶ池駅跡地と比べると、人通りの多さは変わりません。
やっぱり「電車の駅」って、「バス停」よりは人を引き付けるものなんでしょうか。

|

« 定点写真その14 大阪 南海股ヶ池駅 | トップページ | 定点写真その16 大阪 阪堺電車 姫松 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/87227/58289314

この記事へのトラックバック一覧です: 定点写真その15 大阪 阪堺電車阿倍野駅:

« 定点写真その14 大阪 南海股ヶ池駅 | トップページ | 定点写真その16 大阪 阪堺電車 姫松 »