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2016年10月の1件の記事

2016.10.30

砂を噛むような味って・・・

早いもので、実父が死去してから39日が経過しました。

本来は明日が六七日にあたるのですが、京都の場合、忌中は3か月に及んではいけないというならわしがありますので、本日忌明けの法要を執り行いました。

実父が死去したのは先月21日の早朝です。
私は前々日の19日(月・祝)から仕事のため広島県入りしており、20日(火)は東広島市に宿泊しておりました。

21日の早朝6時45分に、滋賀県にいるみせすれじぇんど氏から
「いま病院から容体が急変したと電話が来た。ひとまず私が病院へ行きます」
と電話がありました。
よろしく頼むとお願いし、同じ内容の電話を弟(夜勤中だったため出たのは義妹)にしてから、幸いこの21日には仕事の重要なアポが無かった(翌22日は祝日)ので、このまま京都へ向かおう、長期戦になりそうだから(前日に予約しておいた)ホテルの朝食は取っておこう・・・と、1階のレストランへ向かいました。

朝食はバイキング形式でした。
取りたいものを取って、席に付いてすぐに義妹から電話が来ました。
「わたし、今着きましたが間に合いませんでした」
という内容でした。
電話の向こうで泣きじゃくる義妹に何か話して(内容は思い出せません)、電話切ってから目の前の朝食を食べ始めました。

よく、「砂を噛むような・・・」という味の表現がありますが、このときの朝食こそ、正真正銘の「砂を噛むような味」でした。
何も味を感じない、ただ淡々と口に運ぶだけ・・・

このような味は二度と味わいたくないものです。

いま思い出しても、あのとき義妹に何を話したのか、何を食べたのか、何時ごろにどうやって広島駅に着いたのか、よくわからないんです。

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