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2018.08.23

2018年夏の震災遺構その1 旧野蒜駅

この夏、東日本大震災以来はじめて東北を訪れました。
「震災遺構」を、私自身の眼で見ると同時に、ウチの3姉妹つまり私の娘たちにも見せておきたかったのです。
私は阪神淡路大震災のときには埼玉県草加市在住で、東日本大震災のときには滋賀県草津市在住、つまりこのふたつの大震災には遭遇しませんでした。
なので東日本大震災の「震災遺構」が残っているうちに、それらを見てまわり、自分の自然災害に対する心構えへの戒めとすると同時に、あらためて被災された方々に深く哀悼の意を表したいと思ったのです。

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今夏は4か所の「震災遺構」を訪れました。
今回の記事は2018年8月の状況を歴史的経緯として残すものであって、今後は震災遺構として恒久的保存や整備されるにしたがい、大きく状況が変わることが予想されます。

あくまで「2018年8月の状況」として捉えていただきたいと思います。

その1は「仙石線旧野蒜駅」です。

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仙石線野蒜駅は東日本大震災の津波により大被害を受けました。
1996年に奥松島観光情報センターを併設したうえで新築された駅舎は、3枚目の画像のこいのぼりの上部に引かれているラインまで浸水。
仙石線は復旧に際して、線路が約500メートルほど内陸部に移設され、野蒜駅もその移設された線路上に移転することになり、2015年5月に復活営業再開されました。
残された旧駅舎は野蒜地域交流センターとファミリーマート東松島野蒜駅店となり、さらに2016年に「震災復興伝承館」となりました。
今回訪れたのは、この震災復興伝承館と、保存された旧野蒜駅プラットホームです。

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1枚目の画像は、その旧プラットホーム。
がれきが完全に撤去されたので、架線こそないものの今にも列車がやってきそうな様相です。
ただ2枚目の画像のように、ホーム上に遺された駅名板は津波の影響で曲がっており、さらに下り線の線路の一部が、どういう理屈のせいか山側にむかって大きく湾曲しています。
4枚目の画像は駅舎2階の震災復興伝承館のエントランスに飾られている、自動券売機等の駅備品。
特に券売機の破壊加減が相当なものです。

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駅周辺はがれきがすべて撤去され、整地が進み、(震災復興伝承館に飾られている写真にある)震災直後の惨状の面影はありません。
様々な意味で「信じられない」というのが率直な感想です。

なお震災復興伝承館の女性職員さんには、震災時の詳細な状況説明をしていただきました。
本当にありがとうございました。
東松島町の一日も早い完全復興を祈っております。

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